森雅子氏「しっかりと復興実現」 福島県関係議員3人が初登院

 
「しっかりと復興を実現させたい」と登院ボタンを押す森氏

 臨時国会が召集された1日、7月の参院選で当選した本県関係議員3人が初登院した。福島選挙区の森雅子議員(自民)、比例代表の佐藤正久議員(自民)と若松謙維議員(公明)は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの本県復興の加速化や令和の時代の新たな国づくりへ決意を新たにした。

 3期目の当選を飾った森氏は「しっかりと福島の復興を実現し、その先の未来をつくれるよう全力で国政に当たりたい」と笑顔で意気込みを語った。2021年度以降も当面存続する方向の復興庁に関し「真の復興を進めるため、中身を充実させたい」と強調した。

 同じく3度目の初登院を迎えた外務副大臣の佐藤氏は「比例代表の党内4位で当選させていただいた重みをしっかりと受け止める」と表情を引き締め「選挙で主張した外交や防衛、防災を強化し、国の土台となる憲法の改正を目指して汗をかきたい」と力を込めた。

 再選を果たした若松氏は「6年間、死に物狂いで働く」と意欲をみなぎらせた。復興・創生期間後の21年度以降に向け「復興庁をより中身のある組織にし、財源確保に最優先で取り組む。農林水産業や観光業など幅広い分野の風評払拭(ふっしょく)に全力を尽くす」と述べた。