参院選・期日前投票「2万1250人」 7日現在、有権者の1.3%

 

 21日投開票の参院選で、県選管は8日、投票日の2週間前となる7日現在の期日前投票者数を発表した。福島選挙区で期日前投票した有権者数は2万1250人で、全有権者の約1.3%が投票した。

 2016(平成28)年の前回同期と比べ1万5229人減った。ただ、前回の選挙期間は通常より1日長く、中間状況は今回の3日間に対して4日間で集計しており、県選管は「投票者数の増減は単純比較できない」としている。

 投票者数は郡山市の5006人が最多で、市長選、市議選があった白河市が2810人で続き、いわき市2312人の順。前回、郡山市に次いで期日前投票が多かった福島市は987人にとどまっており、市選管は「選管の準備が間に合わず、期日前投票の投票所入場券の発送が遅れた影響が出ている」と分析した。

 県選管は併せて7日現在の不在者投票の中間状況も発表した。投票用紙の交付数は2280人で、20人の投票を受け付けている。