鈴木11位、コース中盤の難所に苦戦 男子スーパー大回転座位

【男子スーパー大回転座位】滑走を終えゴールした鈴木猛史。11位に終わった(共同)
北京冬季パラリンピック第3日(6日)はアルペンスキーのスーパー大回転が行われ、男子座位では県勢の鈴木猛史(KYB、猪苗代高卒)は11位だった。
「ケアできなかった」
前日の滑降に続いて登場した鈴木は、同種目で2010年バンクーバー大会以来の入賞を目指したが、11位と不本意な結果に終わった。
全体の4番目でスタートし、序盤は順調な滑り出しだった。だが、カーブが連続するコース中盤でターンが詰まる場面があり、思うようにタイムを縮められなかった。
レース後は「がっかり。すり鉢(の形をした難所)はもう少しうまくいくと思ったけれど、ケアがうまくできなかった」と肩を落とした。
7日は今大会3種目目となるスーパー複合に出場する。前回大会4位とあと一歩メダルに届かなかった種目で、悔しさを晴らす。
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