福島で衆院選「投票用紙」印刷 小選挙区・比例各161万5000枚

 
刷り上がった衆院選の投票用紙を確認する県選管職員=4日午前9時50分、福島市・阿部紙工本社工場

 衆院選に向けた投票用紙の印刷が4日、福島市の阿部紙工で行われた。県内5小選挙区と比例代表の投票用紙各161万5000枚が刷られた。県選管は11月の投開票を想定して22日に市町村に発送する予定だったが、15日に前倒しする。

 県選管によると、印刷枚数は有権者の減少などに伴い2017(平成29)年の前回衆院選より各8万1000枚少ない。小選挙区用はあさぎ色の紙に黒字、比例用はピンクの紙に黒字と色分けしている。

 県選管の職員は、刷り上がった用紙に誤字やインクのにじみがないか念入りに確認した。最高裁判所裁判官国民審査の投票用紙も印刷した。