第４９回衆院選は１９日公示され、比例代表東北ブロック（定数１３）には、比例単独で本県関係の新人４人が立候補した。立憲民主党の鳥居作弥候補（４７）＝いわき市＝が１９位、公明党の曽根周作候補（３１）＝郡山市＝が３位、国民民主党の渡部勝博候補（６１）＝南会津町＝が２位、れいわ新選組の渡辺理明候補（５１）＝南相馬市出身＝が１位で各党の比例名簿に登載された。

　また県内５小選挙区に立候補した１０人のうち、５区の２人を除く８人が重複立候補した。

　【本県関係・比例東北単独候補の略歴、政見】（政党・団体の公示前勢力順。敬称略）

　鳥居　作弥　４７　立　新

　【略歴】独協大経済卒。県議１期、衆院議員秘書、会社員。いわき市
　【政見】コロナ自宅療養ゼロ。教育と福祉の格差ゼロ。処理水放出決定の撤回。産業マッチングによる付加価値の創出

　曽根　周作　３１　公　新

　【略歴】創価大工卒。党県本部青年局次長。郡山市
　【政見】感染症に強い日本。ポストコロナへ経済と生活の再生。子育て・教育も国家戦略につながり支え合う社会。安全・安心の「防災大国」

　渡部　勝博　６１　国　新

　【略歴】明大政治経済卒。党県連代表。県議４期、県監査委員、衆院議員秘書。南会津町
　【政見】コロナ禍対応の５０兆円規模の経済対策。給料が上がる経済実現。高校までの教育無償化。国民と国土を危機から守る。正直な政治

　渡辺　理明　５１　れ　新

　【略歴】相馬農高中退。任意団体プラットホーム・キビタキ代表。自営業、会社員。山形市
　【政見】原子力災害の避難者支援への防災庁設置と災害救助法充実。東北の土壌と食品の放射性物質再調査。汚染水海洋放出をやめる