内堀知事「復興の歩みさらに進める」 震災11年メッセージ発信
内堀雅雄知事は東日本大震災の発生から11年を迎えるに当たり、メッセージを発信した。
メッセージでは、17あるSDGs(持続可能な開発目標)の目標の18番目として「福島復興」を掲げ、その取り組みを「世界への貢献にも通じることを、福島からの希望のメッセージとして伝えていきたい」と訴えた。新型コロナウイルス感染症や、福島市で野球・ソフトボール競技が開催された昨夏の東京五輪・パラリンピックなどを盛り込みつつ「すべての県民と力強く挑戦を続け、復興の歩みをさらに進めていく」と誓った。
メッセージは県企画調整課の公式ホームページとインターネット動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネルで配信される。今後、英語や中国語、フランス語など9カ国・地域の言語に翻訳される予定。メッセージは内堀知事や小野広司福島民友新聞社編集局長らによる起草委員会が作成した。委員次の通り。
内堀雅雄(知事)小野広司(福島民友新聞社編集局長)安斎康史(福島民報社編集局長)菊池信太郎(郡山ペップ子育てネットワーク理事長)佐々木孝司(新地町教育長)蜂須賀礼子(大熊町商工会長)本多環(福島大うつくしまふくしま未来支援センター特任教授)横田純子(素材広場理事長)
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