国内外トップレベルのサーファーが集まった震災復興支援サーフィンイベント「北泉サーフフェスティバル」が１６日、南相馬市原町区の北泉海岸で始まった。プロによるエキシビションや競技、海に親しむ多彩なイベントが開かれ、北泉海岸の魅力発信を後押している。１８日まで。入場無料。

　国内有数のサーフスポットとして知られる北泉海岸の魅力を広げようと、地元のサーフパラダイス実行委員会が主催。東京電力福島第１原発で発生する処理水の海洋放出に伴う風評払拭につなげる狙いもある。

　甲冑（かっちゅう）姿の「侍サーファー」がオープニングを飾り、東京五輪フランス代表のジェレミー・フローレスさんらが模範で技を披露した。競技では出場した男女約５０人が実力を競っている。

　１７日はモデルの西山茉希さん、ヒップホップアーティストＰＥＳ（ペス）さんを特別ゲストに招く。アンバサダーで自民党サーフィン議連幹事長の小泉進次郎元環境相も来場する予定。